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介護福祉士とは
介護福祉士とは?
介護福祉士は、数ある介護の資格の中でも唯一の国家資格です。介護福祉士国家試験を受験して合格したら登録を行うことで国に認められた介護職員となります。
1度取得すれば、全国どこでも通用し、更新もないため一生ものの資格です。
介護福祉士になるメリット
①給与・待遇面が良くなる
介護福祉士が職場に多くいると加算が受けられるということもあり、給与面で有利になります。
介護福祉士の資格を取得された方の中には、実際1ヶ月の給与が15,000円もアップした方もいます。また、介護福祉士資格を持っていると正社員としての就職も有利です。
②職業選択の幅が広がる。
サービス提供責任者・生活相談員・チームリーダーなど事業所で配置が必要な役職があり、介護福祉士の資格を持っていないとなれないものもあります。
介護福祉士はあらゆる介護の現場において求められている資格と言えるため、就職、転職の際に有利となります。
介護福祉士になるには?(介護福祉士を目指す方へ)
介護福祉士になるためのルートが変更されたことに伴い、介護現場で働いた年数によって受けるべき講座も大きく変わりました。
「将来、介護福祉士になるには?」
「介護のキャリアアップとは?」
介護福祉士の受験資格・資格取得ルートの変更
介護福祉士の資格取得については、資質向上を図る視点から大きくルートが変更されました。2016年度から、どのルートで介護福祉士を目指したとしても、必ず国家試験を受験して合格することが必須となりました。また、実務経験を活かして介護福祉士を目指すルートについては、3年以上の介護現場での実務経験に加えて実務者研修の受講が義務付けられています。
【①養成施設ルート】
指定された養成施設などを卒業後、介護福祉士国家試験を受験することが出来ます。
【②福祉系高校ルート】
福祉系高校(2009年度以降入学)で、定められた科目・単位を取得し卒業すると、介護福祉士国家試験を受験することができます。
【③実務経験ルート】
3年以上の実務経験及び『実務者研修』を修了すると、介護福祉士国家試験を受験することができます。
※介護福祉士国家試験の受験者は【③実務経験ルート】の方が毎年90%を占めています。
介護職のキャリアプランが一本化
介護福祉士を目指す方にとって、ルートや受験資格の変更は難易度が高まったイメージがありますが、実は介護福祉士を目指す道はシンプルに一本化され、誰にでもキャリアアップが分かりやすいものになりました。実際、今から介護職デビューを考えている方にとっては目標が立てやすく、
『介護職員初任者研修⇒実務者研修⇒介護福祉士⇒認定介護福祉士(仮称)』
という順番で受講を進めていけば確実にステップアップしていくことが出来ます。
実務経験ルートで修了が義務化された『実務者研修』とは
多くの人が通る実務経験ルートで修了が義務化された『実務者研修』は、より質の高い介護サービスを提供するために実践的な知識と技術の習得を目的としています。
介護職員として働くうえで必要な介護過程の展開や認知症等について学ぶことができ、介護の専門家として生涯働き続けるためのスキルを磨くことができる講座です。また、お持ちの資格により自宅学習の科目数や通学講習の日数が一部異なります。
お持ちの資格による自宅学習科目数と通学日数
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