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  3. ヘルパー2級から初任者研修へ

2013年4月からホームヘルパー2級は介護職員初任者研修になりました
初任者研修(入門)
①修了試験の実施
ヘルパー2級は全カリキュラムを修了すれば資格取得が出来ましたが、初任者研修の資格を取得するためには修了試験があります。合格しなければ資格取得は出来ません。
ただし、授業内容をしっかり理解できていれば合格することが出来ます。万が一、不合格でも再試験で合格すれば良いのです。

②30時間の『実習』が廃止
ヘルパー2級では、施設で約5日間の実習(ディサービス、訪問介護)がありましたが、介護職員初任者研修ではこれが廃止になっています。とはいえ、実習は介護現場を知ることができる大切な機会でもあるので、一部の施設やスクールなど任意で実施しているようです。
➂スクーリング時間の増加
実習の代わりに、スクーリングの授業時間が増えています。ヘルパー2級よりも通学する時間が増え、通信教材を使った自宅学習の時間が減る事になります。初任者研修の講座は、自宅学習と同時並行でスクーリングを実施するものが主流となっています。
※時間数目安➡自宅学習(36~37時間) スクーリング(90~94時間/15日前後)
表
④認知症ケアについての科目が追加
介護職員初任者研修には『認知症の理解』が受講科目に追加されています。
認知症患者数が高齢者の人口比率とともに増加傾向にあると厚生労働省の認知症に関する資料でも発表されています。実際、介護現場においても認知症ケアに対応するために認知症介護実践研修を設けるなどの対応を行っています。認知症ケアのカリキュラムを初任者研修に追加することによって、より多く対応できる人材を確保することが重要な課題の1つとされています。